
ゴールデンウィークが明けた5月の10日頃、夕方西空の日没方向高さ20度ほどに、日没後できるだけ早い時刻の夕焼け空を背景に、ぽつんと金色に輝く点が見えたら、あなたはコペルニクスを超えます。地動説で有名なこの人も生涯見たことがないといわれる水星を、そのときあなたが見ているからです。コペルニクスは若い頃、南国のイタリアに医学の勉強のために留学しましたが、故国ポーランドより遥かに南にあるイタリアでも、コペルニクスが水星を見たという記録はありません。水星は、太陽からあまり離れないため、日没後の西空か日の出前の東空いずれも低空にほんのわずかの時刻しか見えないことと、多くの場合北の空より南よりの空のほうに見えるため、北国では見るのが不利になります。おまけにポーランドでは、市街地近くを流れる川の霧に悩まされることが多いといわれ、コペルニクスほどの大学者でも有名な水星を見ていないようです。
実は見やすいという場所でも、せいぜい年間で20日間ほどしかチャンスがないとされます。4月末から5月半ばに水星が太陽より一番東側に離れるときが、観望条件が最も良く、今回5月の10日頃は理想的なことになります。10日前後数日間、日没18時半過ぎなるべく早い時刻から、日没方向の西北西高度20度付近から下に向けて(時刻が遅くなるほど低くなる)、金色っぽい星を探してください。遅くとも19時20分頃までが勝負です。もちろんその方向が見えるような場所で、地平線まで晴れていなければ難しいですが。観測適地は、意外とみなさんのおうちの近くにあるかもしれません。工夫し、探してみてください。

期間 : 6月1日(日)まで
春の夜空には美しい銀河たちがたくさんあります。もちろん目では見えませんが、天体写真などでながめることができます。そして銀河たちは宇宙の姿を知る手がかりでもあるのです。(画像/NASA)
星や星座をご案内する「今夜の星空」の解説もあわせて、お楽しみください。
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望遠鏡で実天を観望します。ぜひ、ご家族・カップルでご参加ください。(子どもは保 護者同伴で)
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| 当館望遠鏡でデジカメ撮影した満月 | ||
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| 屈折望遠鏡 <口径102mm(EDレンズ)焦点距離920mm> |
反射望遠鏡 <口径200mm焦点距離800mm> |
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