森のホール21 CLASSICS Vol.7 ウィーン少年合唱団
<公演情報>
公演日時 | 2025年4月27日(日) 15時開演 |
会 場 | 森のホール21 大ホール |
出 演 者 |
ウィーン少年合唱団2025:モーツァルト組 カペルマイスター:マヌエル・フーバー |
主 催 | 公益財団法人松戸市文化振興財団 |
森のホール21CLASSICSシリーズ、今回は ウィーン少年合唱団をお招きし公演を開催しました。
1498年創立したウィーン少年合唱団は、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世により宮廷音楽隊で歌う6名の少年が集められたことから始まります。
世界最高の少年合唱団として抜群の人気と実力を誇り、世界の巨匠の指揮で数多くのコンサートに出演し、2017年にはオーストリアのユネスコ無形文化遺産に登録されました。
1955年に初来日し、以来毎年日本全国で天使の歌声を披露してきました。
現在のメンバーは9歳から14歳までの約100名。ウィーン少年合唱団に縁のある作曲家の名前がついたグループのうち、今回はモーツアルト組が来日しました。
今年は初来日から70年の周年にあたり、松戸市にも久しぶりの来訪であったため、ご来場の皆さんも大変楽しみになさっていました。
この日のプログラムはA「ぼくたちの地球 そして未来へ」
美しい歌声のみならず、ヴァイオリンや打楽器などを団員自ら演奏しそれに合わせて歌うなど、多彩な表現で楽しませてくれました。
また日本の歌も披露。岡野貞一作曲の「ふるさと」は、来場者各々のふるさとの情景がきっと目に浮かんだであろう澄み渡った透明感のある歌声でした。
今年はワルツ王ヨハン・シュトラウスⅡ世生誕200年でもあるため、ウィーン少年合唱団には馴染み深いワルツの曲目も披露してくださいました。
アンコールは、第一部でも歌った「ふるさと」を松戸児童合唱団と一緒に歌ってくださいました。
児童合唱団の皆さんは、緊張しながらも元気よく楽しそうに歌い、観客からも大きな拍手が送られていました。
心を洗われるような「天使の歌声」に、ホール全体があたたかな雰囲気に包まれ、忘れられないひと時となりました。